審査が甘い・必ず借りられるカードローンを見つけたい!
最近は銀行のカードローンもすっかり審査がきびしくなって全然借りられない!審査が甘い、必ず借りられるカードローンがどこかにないかな…。そんなことを考えているあなた、後で必ず後悔しますよ!
なぜ銀行のカードローンは簡単に借りられなくなったのか?どうしても借りたい場合はどうすればいいのか?これを読んでいまのあなたに最適な方法をみつけてください。
消費者金融以上に審査が甘かった銀行のカードローン
1年ほど前までは銀行のカードローンは消費者金融やクレジットカードでのキャッシングに比べ金利が低く、即日融資や土日の借入にも対応していたことで人気がありました。しかし、現在の銀行のカードローンは借入の条件がかなり厳しくなり、即日融資もできなくなりました。
というのも、銀行は長引く不況で企業への貸付や住宅ローンでの収益が伸び悩んでいました。そこで銀行が目をつけたのが、比較的短期間で収益が上げられる個人向けカードローンの貸付でした。
銀行の過剰貸し付けが審査厳格化のきっかけに!
いわば双方にとってwin-winの関係だったわけですが、貸し倒れのリスクが減ったことで返済能力の疑わしい顧客にむりな貸付をするケースが増えました。保証業務を消費者金融に丸投げしていた銀行もあったようです。
審査に厳しいと思われていた銀行のカードローンが、じつは一番審査が甘かったという異常な状態になっていたのです。
その結果、2006年以降減少傾向にあった自己破産が再び増え始め、日弁連が政府や金融庁に意見書を提出しました。
金融庁からの要請を受けた銀行は自主規制せざるを得なくなり、現在では銀行のカードローンは審査のハードルがかなり上がったため、気軽に借りるということはできなくなりました。
即日融資してくれる銀行も現在はありません。
カードローンの審査で重要視されるのは信用情報
カードローンは申込み時に職業、勤め先、年収などを細かく聞かれますが、審査の対象になるのはそれだけではありません。信用情報機関の情報も細かく調べられます。信用情報にはカードローンやクレジットカードなどの利用履歴がすべて記録されています。
クレジットカードを利用していなくても携帯電話を分割払いで購入すると、その支払い状況もしっかりと載ります。
信用情報にはあなたのお金の使い方の履歴がしっかりと刻まれているのです。
ブラックリスト入りするとカードローンの利用が不可に!
カードローンの返済やクレジットカードの支払いの長期延滞、自己破産や任意整理することをブラックリスト入りするといいます。一度ブラックリスト入りすると、たとえ支払いを完済しても、最低5年は信用情報に記録として残ります。
この間は、何社審査を受けても大手の銀行、消費者金融からはまず借りられません。
金融業者の収益は金利です。返済が滞る可能性が高い人間に貸すと、金利どころか元金すら戻ってこない可能性があり、金融業者は大きな赤字となりますから、ブラックリスト入りした人に貸すことはまずありません。
中小消費者金融なら必ず借りられるというのは本当か?
ブラックリスト入りしているけど、やむをえない事情でまとまった額のお金がどうしても必要!という事態になったら、中小の消費者金融を申しこむと、小額であれば貸してくれるところがあるようです。
中小消費者金融は大手消費者金融や銀行に比べると資本金が小さく、広告費にお金をかけられません。その分、大手では相手にされない少々難のある借り手でも独自のノウハウで審査をして、支払い能力があると判断すれば貸し付けるという手法で利益をあげています。
しかし中小消費者金融であれば必ず貸してくれるという保証はありませんし、審査落ちしたにも関わらず、怪しい金融業者から貸付の勧誘がしつこくきたという例も多くあります。
ブラックリスト入りしている場合の借入はこういったリスクもあるということを頭に入れておきましょう。
審査が甘い・必ず借りられるカードローンは存在しない!
ブラックリスト入りしていても貸してくれる消費者金融も決して審査が甘いということではありません。
銀行のカードローンや大手消費者金融のようにwebだけで申込み完結してくれるところは少なく、来店して事情を直接聞かれることもしばしばです。
来店早々に借りすぎを説教された!というケースもあるようです。返済計画まで事細かに指示する業社も多いようです。webでブラックでも即日OK!といった宣伝文句を掲げているのは、まず違法金融業者だと思ったほうがいいでしょう。
違法な高金利であるばかりでなく、少しでも返済が遅れると脅しともいえるような取立てをしてきます。お金に困っているときは判断力が鈍り、つい甘い言葉にのってしまいがちですので、くれぐれも注意しましょう。
安易に借りるまえに、まずは自分の生活で支出を抑えられるところがないかを見直すなど、現在のお金の使い方を見直してみてください。