カードローンのお取引後残高を知る!取引利用明細書の項目の意味

カードローンのお取引後の残高確認をする方法は、いくつかあります。その時に必要なものや手順について説明します。

カードローンの明細書って、難しい単語や数字が羅列していて、ちょっと不安になりませんか?

返済時の明細書や、借入時の明細書は捨ててしまう人も多いですが、通帳の無いカードローンの場合、明細書はとても大切なものなので、捨てずに持って いる事をおすすめします。

ちょっとわかりにくい明細書に書かれている項目についても説明しましょう。

カードローンの残高確認をする方法

カードローンの残高確認は、WEB、アプリ、電話、窓口、TAMで確認が出来ます。
WEB、アプリは24時間照会できますが、電話、窓口、ATMは業務時間のみです。

ただし、WEBやアプリでもメンテナンスをしていることもあり、その時は利用できません。

WEB

WEBで残高と返済日の確認が出来ます。
ローンカード番号を入力するので、予めローンカードを用意しておくとスムーズです。

会員サイトにログインする。

ローンカード番号とパスワードを入力する。

「残高照会」をクリックすると残高を確認できます。

アプリ

WEBと同じ作業です。
ローンカード番号を入力するので、予め用意しておくとスムーズです。

会員サイトにログインする。

ローンカード番号とパスワードを入力する。

「残高照会」をクリックすると残高を確認できます。

電話

ローンカード番号が必要なので、聞かれてすぐに答えられるように用意しておきましょう。
必要なのは、それだけです。

各会社に残高照会のフリーダイヤルがあるはずなので、そこに電話をかけます。

担当が電話に出たら、ローンカード番号を言って残高照会をします。

店頭窓口

窓口のレディに「残高照会をしたい」と言えばしてくれます。
ローンカードを提出して照会してもらいます。

窓口の場合は本人確認書類が必要になるので、自動車免許証かパスポートなど顔写真のあるものを持っていきましょう。

ATM

ATMにローンカードを差し込んで「残高照会」のボタンを押せば照会できます。
本人確認書類などは必要ないので、窓口に行くよりも簡単です。

カードローンの明細書の項目の見方

カードローンの明細書って、数字が並んで、難しい表示で、ちょっと不安になりませんか?
でも、とても大切なことが記されているので、意味をしっかりと理解して、必ず確認をするようにしましょう。

返済時の明細書の項目の意味

返済金額 返済した最新の金額
元金充当額 今まで返済した額のうち、あなたの借り入れ分の返済額
利息充当額 今まで返済した額のうち、あなたが支払った利息分
返済後残高 現在のあなたの借り入れ残高
次回返済金額 次回、あなたが返済しなければいけない最低金額
最終借入後残高 あなたが最後に借り入れた時の残高
利用可能額 現在の借り入れ可能額
最終借入日 最後に借り入れをした日付
次回返済期日 次回の返済日

借入時の明細書の項目の意味

借入金額 今回借り入れした金額
借入後残高 今現在の借入残高
借入利率(年率) 今の借り入れ額に対する金利
遅延利率(年率) 今の借り入れ額に対し、返済が遅延した場合の金利
次回返済金額 次回、あなたが返済しなければいけない最低金額
最終借入後残高 あなたが最後に借り入れた時の残高
次回返済期日 次の返済日
最終返済期日 契約の最終返済日
返済回数 あなたの借り入れ分の完済までの返済回数
返済方式 契約時のあなたの借り入れの返済方法
総返済予定額 最終返済日までに利息も含めあなたが支払う予定の金額
ご利用可能額 現在、あなたが借り入れできる金額

カードローンのお取引後残高がマイナスになる理由

時々、カードローンのお取引後の残高がマイナスになることがあります。
こうなる理由は、「定期預金担保貸付」「カードローン貸付」が関係しています。

「定期預金担保貸付」「カードローン貸付」について詳しく解説します。

定期預金担保貸付

「定期預金担保貸付」とは、銀行の定期預金を担保にして融資を受けられるサービスを言います。
カードローンの返済が遅れた時などは、定期預金から引かれるため、その分がマイナスとなって表示され、定期預金の範囲内で融資を受けられます

定期預金担保貸付の金利も、カードローンと比べると低金利なので、カードローンの返済の延滞も防げて、高い利息を払わなくて済むので、有り難いサービスと言っても良いでしょう。

カードローン貸付

銀行カードローンをする時に、銀行口座を作るのが条件のところもあります。
その場合、口座の残金がゼロの状態で自動融資がされると残高がマイナスになることがあります。

ある日突然利用可能額が変更・あるいは利用停止になる理由

今まで普通に借り入れ出来たのに、ある日突然利用停止になったり、利用可能額が少なくなって驚いたことはありませんか?
そうなるには、必ず理由があります。

想定できる理由について説明していきますね。

長期間の延滞・短期の延滞を繰り返した

数日程なら問題ありませんが、61日以上の延滞の場合は利用停止になります。
それだけではなく、信用情報機関の共有で、他社でも借り入れができなくなります。
住宅ローン、自動車ローンなど全てが対象になります。

延滞は、短期の場合でも利用停止になることもあります。
例え少額でも、延滞を繰り返す事は利用停止に繋がるので、気をつけましょう。

総量規定を超える借り入れをした

消費者金融の場合は、その家庭の所得の1/3までの借り入れしか出来ない事になっています。転職などで年収が下がった場合に、所得の1/3以上の借り入れをすると利用停止になります。

消費者金融では、3ヶ月に1度の割合で審査が行われていますので、隠すことは不可能です。なので、借り入れをしていて年収が下がった方は正直に申告しましょう。

ただし、これは消費者金融の場合で、銀行の場合は該当しません。

多数のカードローンで借り入れをしている

何社でもカードローンをしている、いわゆる自転車操業ですが、全てバレています。
いつまでも複数のカードで借り入れをして返済していると、利用停止になります。

自転車操業は自分で自分の首を締めることになりかねないので、できれば1社だけで借り入れをして地道に返済していきましょう。

カードローンを家族に知られないようにする方法

カードローンをしている事を家族に知られず、こっそりと返済して行きたい人も居るでしょう。でも、明細書が自宅に送られて来ると、どうしても家族の目に触れてしまいますよね。

それを防ぐ方法は明細書をWEB明細にすれば解決します。
WEBで取引残高はじめ、全てを確認でき、スマホにアプリをダウンローすればスマホでも確認できるのでおすすめです。

カードローンの利息を知って計画的に借り入れする事が必要

カードローンの気になる金利ですが、「出資法」で上限が決まっています。

10万円未満は20%
100万円未満は18%
100万円以上は15%

これ以上金利が高い場合や、高額な手数料を上乗せしてくる場合は違法と思って良いでしょう。

それでも、住宅ローンや自動車ローンと比べると高いですよね。それだけ、カードローンを利用するということは余分な利息を払うことになると理解しましょう。

返済も、少額を返済して行っても利息分だけを返していくようなもので、借金は減りません。また、返済が遅れるとペナルティで遅れた日数分に20%という高い金利が付くこともあるので、注意が必要です。

カードローンで借り入れをした場合は、なるべく短期間で返済するように心がけましょう。そして、当然ですが無理な借り入れをしないのも必要です。

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